大相撲名門列伝シリーズ(3) 高砂部屋 (B・B・MOOK)



高砂部屋は名門と言われている部屋だが、異色な部屋でもある。現在の大相撲は外国人力士が多く所属している。そのきっかけを作ったのがこの部屋の親方である。最近では高見山、富士櫻といった印象に残る力士を出してもいる。

印象なのだが、この部屋の力士は四つ相撲と言うよりは突き押しの力士が多いような気がしている。そういう意味では伝統が生きているとも言える。

個性的な名門についての雑誌『相撲』の記事を再録しているので、この部屋の雰囲気を十分に味わうことができるものとなっている。

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清國 前の山 大麒麟 大受 大相撲名力士風雲録21



この四人は大鵬、柏戸、北の富士、玉の海の横綱の時代に活躍した大関力士です。

この力士たちについては、以前書いたことがあります。

清國は、「怪力大関」と言われていました。肘の力が強かったので、腕を差し込もうとした力士の腕を怪我させてしまったこともありました。この人は、実は大鵬と同期生なのですが昇進が遅く、大鵬が横綱になってからやっと幕内に昇進しました。そのため、昇進の早かった大鵬と遅かった清國とよく並べて話題になりました。

その清國も大関に昇進した場所で優勝し、「さぁ、横綱だ」となったのですが、その場所大麒麟との一番で首を怪我してしまい、横綱昇進はなりませんでした。もし横綱になっていたら昇進の早かった力士と遅かった力士が横綱に出並んだことになるので、話題になったことだと思います。

横綱昇進のかなわなかった清國ですが、その後立ち会いを工夫して、きちんと手をついて立つようになりました。相撲ぶりも正攻法で、ごまかすことはありませんでした。

突き押し相撲の前の山は関脇として十分な強さを見せて、すぐに横綱に昇進するだろうという期待を背負って大関になりました。ところが新大関の場所を足首の怪我で休場してしまいました。その後の前の山はすっかり勢いを失ってしまい、8勝あげるのがやっとという状態になりました。何とか復活しようとしていたのですが、それもかなわず、大関から陥落し、そのまま引退してしまいました。

大麒麟は大鵬の弟弟子で、ずっと大鵬の横綱土俵入りの際には太刀持ちをしていました。大麒麟の変わっているのは、大関に昇進しても太刀持ちを続けたことです。大関は太刀持ちや露払いはしないものなのですが、この人は大鵬が引退するまで太刀持ちを続けました。

相撲ぶりは立ち合いから二本差して一気に走る技能相撲と土俵際でのうっちゃりを得意にしていました。

大受はハズにかかってからの押しで大関になった人です。昇進直前の場所では大活躍し、一人で三賞を独占するという快挙をなしとけました。大受以前には三賞を独占する力士はいませんでした。この後、大錦が独占して以来こういう力士は出ていないように思います。

せっかく昇進した大関でしたが、程なく陥落してしまったのは残念なことでした。しかし、それでも大受は自分の相撲を取り続けました。

強い個性を持った力士の相撲が堪能できる一冊です。

High-Reso CuBit エイベックスミュージッククリエイティ ハイレゾプレーヤー



「ハイレゾ入門機」という位置づけなのだが、中々そうも行かない、個性的なプレーヤーです。

購入に当たって注意することは、この機種は再生できるファイルがWAVとFLAC(192kHz/32bit対応)だけ、ということです。そのため、この二つの種類のファイルを持っている人は使えるが、そうでない人は使えないことになってしまう。この点だけ見ても、ただの入門機でないことが分かる。むしろ、入門機らしい雰囲気があるのは価格だけ、といっても良いかもしれない。

その他の特徴としては、小さくて軽いことがあげられる。本当に手のひらに入ってしまうような大きさなので、ポケットに入れてもかさばらない。この点では持ち歩きやすいと言える。

あと、Bluetoothは搭載していない。機能を絞り込んでいく方向で作られているので、こういう仕様になったのだろう。不便という気がしないでもないが、有線のみの接続なので、音質重視という考え方もできる。結局、遮音性に優れたハイレゾ対応のイヤホンで音楽を聞くことを想定しているとも言える。

内蔵メモリはないので、microSDが必要になる。64GBまで対応となっているが、一部対応していないカードがあるようだ。また、本機とUSB結線して直接楽曲ファイルを送ることができない。楽曲ファイルはFATフォーマットのmicroSDカードのrootディレクトリに転送した後、micoroSDカードを本機にセットするようになっている。どうやらフォルダ分けしての楽曲管理はできないようだ。プレイリストを使うことができるが、一つのリストしか対応していないので、あまり便利とは言えないようだ。

本体の色は5種類あるので、選ぶことはできる。もっともポケットに入れて使うのであれば、あまり関係はないかもしれない。

好きな曲をたくさん入れて、ストリームみたいにして聞く、という用途には非常に便利な気がする。

参考URL:http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1059930.html

北勝海 大乃国 双羽黒 大相撲名力士風雲録20



ほぼ同時代に活躍した力士で、三人ともなんとなく地味な印象があります。技の切れとか、出足とかで勝つのではなくて、自力で勝っていく感じの取り口だったせいかもしれません。

このうち、北勝海は千代の富士の弟弟子で、同時に横綱になり同部屋優勝決定戦をしたりして、話題になったこともあります。

双羽黒は優勝の無いまま横綱に昇進し、程なく引退してしまいました。そのため、最近では珍しい「優勝経験の無い横綱力士」です。大きな小錦とがっぷり組んで相撲を取ったり、中々強い力士だったので、ちょっと意外です。

大乃国は巨体が特徴で、大きな相撲を取る横綱になると期待されていたのですが、千代の富士の全盛期に当たってしまったためか、損をしている感じもあります。

大相撲名門列伝シリーズ(2) 二所ノ関部屋 (B・B・MOOK)



名門列伝シリーズに二所ノ関一門が入っているのは、なんとなく不思議な気がする。
私の感覚としては、出羽ノ海一門や高砂一門のような既成勢力に対抗する新興の一門に思われるからだ。

まぁ、その頃から50年は経っているので、いろいろと変わってきているのだろう。

二所ノ関一門の特徴は、そのつもりがあれば、どんどん独立して部屋を起こすことにあった。そのため、幕内力士の多くが独立している。琴錦の佐渡ヶ嶽部屋、玉乃海の片男波部屋、大ノ海の花籠部屋がその例になる。その後、二所ノ関部屋を含むそれぞれの部屋からさらに部屋が起こっていき、最終的には多くの部屋の連合という形になっている。

その当時にあっては、こういう方針は珍しかったようだ。しかし、その後の相撲部屋の増殖ぶりを見ていると、先見の明のある方針だったと言える。

多くの横綱大関をはじめとする幕内力士を輩出した一門で、同時に相撲界を支えるような人気力士も多く育っている。そのような一門に焦点を当てた一冊である。

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